今季、長谷部はリーグ戦23試合に出場。チームは4位につけている [写真]=Getty Images
今シーズン、ドイツの各メディアが35歳のパフォーマンスを称賛している。フランクフルトに所属するDF長谷部誠のことだ。
リベロとして最後尾からチームをコントロールする姿を、彼らは「守備陣の頭脳だ」、「ピッチ上の指揮官」、「その信頼は揺るぎない」と高く評価する。
そんな長谷部が対戦してみてやりにくかったFWは誰か? 本日15日発売の雑誌『SOCCER KING』のインタビューで、次のように答えている。
「やっぱり体の大きな選手は『嫌だなあ』と思います。今シーズンはヨーロッパリーグでインテルやラツィオの名のある選手と対戦しましたけど、怖いと感じることはほとんどありませんでした。逆に、ヴォルフスブルクのボウト・ベグホルスト、ヘルタ・バルリンのデイヴィー・ゼルケのような2メートル近い選手はやりにくいですね」
長谷部は「単に競るだけでは負けてしまう。だから僕は先に読んで、先に動く」と話す。そして「例えば、今最も速いと言われている(キリアン)ムバッペと“ヨーイドン”で競争したら、絶対に勝てないじゃないですか?」と続ける。
「でも、これから起きることを0.5秒早くイメージして先に動き出せれば、ボールを取れるかもしれない。クロスの対応も、190センチ超えのFWとそのまま競り合ったら負けるでしょう? 彼らよりも0.1秒先に跳んだり、体を当てながら跳んだり、先にコースに入り込んだり、そういうところで勝負しないといけない。それが“目でプレーする”ということ。僕はそういうところで勝負しています」
このほか、『SOCCER KING』ではチーム内におけるリベロの役割、適応するまでの過程についてなどを語っている。
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By サッカーキング編集部
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