シャルケがドルトムントを下した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第31節が行われ、ドルトムントがシャルケと対戦した。
勝ち点差「1」の首位バイエルンを追いかける2位のドルトムントは、ここ2試合で3得点を記録しているジェイドン・サンチョらが先発に名を連ねる。一方のシャルケは今シーズン15位と低迷。12月の“ルール・ダービー”では1-2でドルトムントが勝利を収めた。
14分、サンチョがゴール前のスペースに浮き球のボールを入れると、後方から走り込んだマリオ・ゲッツェが頭で合わせてドルトムントが先制する。
しかし3分後、ダニエル・カリジューリがPKを冷静に沈めて同点とすると、28分には右サイドからのCKをサリフ・サネが打点の高いヘディングで合わせてシャルケが瞬く間に逆転に成功する。
巻き返したいドルトムントだったが後半に入って窮地に立たされる。60分、主将のマルコ・ロイスが自陣での危険なタックルで一発退場。さらにそのファウルで得たFKをカリジューリに直接決められ、2点のビハインド背負うことに。さらに65分、今度はマリウス・ヴォルフにレッドカードが提示されて9人での戦いを強いられる。
その後終盤に両チーム1点ずつを奪い合い、2-4で終了。シャルケは残留に向け大きな勝利を、ドルトムントは優勝に向けて痛い敗北を喫する結果となった。
【得点者】
14分 1-0 マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
17分 1-1 ダニエル・カリジューリ(シャルケ/PK)
28分 1-2 サリフ・サネ(シャルケ)
62分 1-3 ダニエル・カリジューリ(シャルケ)
85分 2-3 アクセル・ヴィツェル(ドルトムント)
86分 2-4 ブレール・エンボロ(シャルケ)
【スターティングメンバー】
ドルトムント(4-5-1)
ビュルキ;ディアロ、アカンジ、ヴォルフ、ヴァイグル;デラネイ(56分 アルカセル)、サンチョ、ロイス、ラファエル・ゲレイロ(78分 プリシッチ)、ヴィツェル;ゲッツェ(83分 ラーセン)
シャルケ(3-5-2)
ニューベル;ナスタシッチ、スタンブリ、サネ;マケニー(77分 ブルマ)、マスカレル、セルダル、カリジューリ(67分 ルディ)、オツィプカ;ブルグスタラー、エンボロ
By サッカーキング編集部
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