ドイツ代表初招集となったウルライヒ [写真]=Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は1日、親指のケガのため代表を離れるGKベルント・レノに代わって、バイエルンのGKスヴェン・ウルライヒを招集することを発表した。ウルライヒは初のドイツ代表選出となった。
現在30歳のウルライヒはシュツットガルトの下部組織出身で2008年にトップチームへ昇格。2015年には不動の守護神マヌエル・ノイアーの控えとしてバイエルンに移籍した。努力家で謙虚な性格で知られる同選手は、昨シーズンはノイアーのケガの影響でリーグ戦29試合に出場。シーズンを通して安定感を見せつけ、クラブのシーズン最優秀選手にも選出されていた。また、今シーズンの終盤にも、負傷したノイアーの穴を埋める形でリーグ戦9試合に出場。その安定感と努力が認められ今回代表初選出となった。
ドイツ代表GKコーチのアンドレア・ケプケ氏は「スヴェンはこの招集に値するよ。今シーズン彼が必要となった時、彼はそこにいたし、バイエルンでトップのパフォーマンスを見せてくれた。それは素晴らしいクオリティだ」と招集の理由を説明している。今回の招集で、バイエルンからは2人のGKがドイツ代表として戦うこととなった。
ドイツはEURO2020予選で8日にベラルーシと、11日にエストニアと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト