ロイスやサンチョらの躍動でドルトムントがアウクスブルクに勝利した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第1節が17日に行われ、ドルトムントとアウクスブルクが対戦した。
積極補強を敢行して8シーズンぶりのリーグ優勝に期待が高まるドルトムントの本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』は超満員。スタジアムの熱気に呼応するかのように、試合は開始早々から盛り上がりを見せる。
先制点が生まれたのは1分、アウクスブルクが巧みなパスワークで左サイドを攻略すると、最後は新加入のフロリアン・ニーダーレヒナーがネットを揺らした。すると3分、ジェイドン・サンチョとマルコ・ロイスの崩しからドルトムントが同点に追いつく。ロイスの折り返しが相手GKに足で弾かれると、こぼれ球をパコ・アルカセルが押し込んだ。
その後、ホームチームに何度も決定機が訪れるが、相手GKは好セーブを連発。ドルトムントは引いたアウクスブルクを崩し切ることができず、試合は1-1のまま後半を迎えた。
51分にドルトムントは待望の2点目を獲得する。ヴィツェルが左サイドの突破からクロスを入れると、最後はサンチョが強烈な一撃を対角線上のコースに突き刺した。この1点を皮切りに、ドルトムントは立て続けに得点を重ねる。57分に相手GKのキャッチミスのこぼれ球を拾ったP・アルカセルのパスから、ロイスがハーフボレーでネットを揺らすと、59分にはサンチョの横パスからP・アルカセルが、ゴール右上隅に強烈な一撃を突き刺した。
さらに81分、左サイドからのクロスに途中出場のユリアン・ブラントが合わせて、ドルトムントにさらなる追加点をもたらした。
試合はこのまま終了し、ドルトムントがライバル・バイエルンとは対照的なスタートに成功した。次節、ドルトムントはアウェイのケルン戦を、アウクスブルクはホームのウニオン・ベルリン戦をそれぞれ迎える。
【得点者】
0-1 1分 フロリアン・ニーダーレヒナー(アウクスブルク)
1-1 3分 パコ・アルカセル(ドルトムント)
2-1 51分 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
3-1 57分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
4-1 59分 パコ・アルカセル(ドルトムント)
5-1 82分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
【スターティングメンバー】
ドルトムント(4-2-3-1)
ヒッツ;ピシュチェク(68分 ハキミ)、アカンジ、フンメルス、シュルツ;ヴァイグル、ヴィツェル;サンチョ、ロイス(79分 ゲッツェ)、T・アザール(68分 ブラント);パコ・アルカセル
アウクスブルク(4-5-1)
コウベク;タイグル、スヒー、R・ケディラ、ペデルセン;ハーン(60分 リヒター)、グルエソ、バイアー、グレゴリチュ(77分 オックスフォード)、バルガス;ニーダーレヒナー
By サッカーキング編集部
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