ラシカ(中央)の2発でブレーメンが9試合ぶりの勝利 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第13節が12月1日に行われ、ヴォルフスブルクと日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンが対戦した。大迫は4試合連続のスタメンで、3トップの中央で78分までプレー。先制点につながったPKを誘発させたが、ノーゴールに終わった。
試合は11分、ペナルティエリア中央の大迫がトラップから反転してボレーシュートを放つが、DFにブロックされる。だが、VARの結果、ジョシュア・ギラヴォギのハンドにより、ブレーメンにPKが与えられた。13分、キッカーのミロト・ラシカがゴール右に沈めて、ブレーメンが先制に成功した。
1点を追うヴォルフスブルクは36分、右CKでジョン・ブルックスが頭で叩きつけると、ゴール前のボウト・ベグホルストがコースを変えて同点に追いつく。しかしブレーメンは直後の39分、ルドビグ・アウグスティンソンが左サイドからクロスを上げると、中央のレオナルド・ビッテンコートがダイビングヘッドで勝ち越しゴールを奪った。
1点ビハインドのヴォルフスブルクは後半に入って61分、右サイドからのFKでジェフリー・ブルマが頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、VARの結果、オフサイドで得点は認められなかった。それでも73分、ギラヴォギの横パスを受けたウィリアムがエリア前中央から右足シュートをゴール右隅に沈めて再び同点に追いついた。
ブレーメンは77分、ゴール前でボールを収めた大迫が落とし、マキシミリアン・エッゲシュタインがダイレクトで叩いたが、シュートはのクロスバー上に外れて絶好のチャンスを逃した。しかし83分、カウンターでM・エッゲシュタインが持ち上がり、エリア左へ決定的なスルーパス。これをラシカが流し込んで勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了し、ブレーメンが競り勝って9試合ぶりの白星。長いトンネルをついに抜けて、今シーズン3勝目を挙げた。
次節、ブレーメンは8日にホームでパーダーボルンと、ヴォルフスブルクは7日にアウェイでフライブルクと対戦する。
【得点者】
0-1 13分 ミロト・ラシカ(PK/ブレーメン)
1-1 36分 ボウト・ベグホルスト(ヴォルフスブルク)
1-2 39分 レオナルド・ビッテンコート(ブレーメン)
2-2 73分 ウィリアム(ヴォルフスブルク)
2-3 83分 ミロト・ラシカ(ブレーメン)
By サッカーキング編集部
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