バイエルンの執行役員に就任したカーン氏 [写真]=Bongrats/Getty Images
かつてバイエルンで活躍した元ドイツ代表GKオリヴァー・カーン氏が同クラブの執行役員に就任し、7日に記者会見を行った。同日、クラブが公式HPにコメントを掲載している。
カーン氏は現役時代に1994年から2008年までの14年間をバイエルンで過ごした。2000-2001シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで優勝、国内でもブンデスリーガを8回制覇するなどクラブの多くのタイトル獲得に貢献してきた。2002年の日韓ワールドカップ(W杯)ではドイツ代表の正GKとして準優勝に導き、最優秀選手(MVP)と最優秀GK(ヤシン賞)にも選ばれた。
バイエルンは会長を務めていたウリ・ヘーネス氏が昨年11月に職を退き、現最高経営責任者(CEO)のカール・ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長も2021年末での退任が決まっている。カーン氏はルンメニゲCEOのもとで2年間学んだ後に新CEOに就任することが決まっている。
クラブのレジェンドとして名が刻まれているカーン氏は「私はバイエルンで14年間プレーした。クラブのDNAは私のとても深いところにいて、長い月日を経ても決してこのクラブを忘れることはない」と、バイエルンへの強い思いを語った。さらに「変わったところもあるが、クラブのDNAは同じままだ。この成功の歴史を書き記し続け、さらにステップアップさせるということは、私の性格に合うもので、私にとって偉大な挑戦だよ」と心強い言葉を残している。
By サッカーキング編集部
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