ブンデスリーガ [写真]=Getty Images
2022-23シーズンのブンデスリーガは、FIFAワールドカップ・カタール2022が開催される期間も通常通り試合が行なわれる可能性があるようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
W杯は通常6月から7月にかけて開催されているが、2022年大会に関しては、FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長がカタールの気候を考慮して、11月21日(月)から12月18日(日)にかけて行うことを明言している。
5大リーグで1番長いウィンターブレイク期間を設けるブンデスリーガは、2022-23シーズンの後半戦開始日を2023年1月27日(金)に予定しているという。W杯開幕からリーグを中断する場合、バイエルンなど代表クラスの選手を多く揃えるクラブは恩恵を受ける。一方、中堅クラブはW杯に参加しない選手に対して、2カ月半に渡って試合が行われないにも関わらず、その間の給料などを負担しなければならなくなる。
ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は14日に行われた新年会で、史上初の“冬開催”W杯への対応について話し合いを行った。そこで、W杯開催期間も通常通りリーグ戦を行うプランが提案されたようだ。ブレーメンのフランク・バウマンSD(スポーツ・ディレクター)は、次のように語りプランに賛成の意を示している。
「W杯に参加しない限り、選手を10週間も休暇に送ることは絶対ない。コンディションを取り戻すのに1〜2週間もかかると考えられるからね。W杯と並行してブンデスリーガの試合を行うことは可能だ。どのような方法にするかの議論は、今後数週間で発展するだろう」
また、カタールW杯のグループステージ期間だけリーグ戦を中断する可能性もあるようだ。『ビルト』の見立てでは、こちらのプランはW杯準々決勝終了後からリーグ戦を再開する日程になる模様。それでも主力不在のまま試合を行う可能性が高いバイエルンなどは、試合延期の措置が取られることになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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