ユルゲン・クリンスマン前監督が望んだ選手たち [写真]=Getty Images
先日ヘルタ・ベルリンの指揮官を退任したユルゲン・クリンスマン前監督は、実現こそしなかったものの、今冬にさらなる補強を企んでいたようだ。ドイツ紙『kicker』が17日に報じた。
ヘルタは今冬に大型補強を敢行。ミランからポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクをはじめ、リヨンからフランス人MFリュカ・トゥザール、ライプツィヒからブラジル人FWマテウス・クーニャなど積極的に選手を獲得して、“本気度”を示した。一方で11日に辞任したクリンスマン前監督はさらに壮大な補強プランを描いていたという。
クリンスマン前監督はパリ・サンジェルマンのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーやドルトムントのドイツ人MFマリオ・ゲッツェ、18日にドルトムントへの完全移籍が決定したドイツ代表MFエムレ・ジャンなど代表クラスのドイツ人の獲得を望んでいたという。さらにはアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルや、今冬ヴィッセル神戸からアンタルヤスポル(トルコ)に移籍した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキに加え、メジャーリーグサッカー(MLS)からベテランのストライカーを補強したいとチームのフロントに勧めていたという。
結局クリンスマン前監督の要求は全く叶わなかったが、そういったわがままな要望がクラブとの決裂につながったのかもしれない。なお、ヘルタは後任の監督として、昨年11月にバイエルンの指揮官を解任されたニコ・コヴァチ氏を招へいすることを望んでいるという。
By サッカーキング編集部
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