ドルトムントのサポーターは3年間アウェイのホッフェンハイム戦で現地で応援することができなくなった [写真]=Getty Images
ドルトムントはこれから3シーズンの間、アウェイのホッフェンハイム戦をサポーターの応援無しで戦うことになるようだ。20日、ドイツ誌『kicker日本語版』が報じた。
ドルトムントのサポーターはこれまで、ホッフェンハイムの出資者であるディートマー・ホップ氏に対して繰り返し侮辱的な言動を行っていた。2018年末にはドルトムントの一部のファンがドイツサッカー連盟(DFB)のスポーツ裁判所により罰金処分を科され、さらには2026年までの執行猶予を設けて、再び誹謗中傷が確認された場合には追加的に3年間のホッフェンハイム戦でのアウェイ席無観客処分を科すこととしていた。
これを受けて、12月20日にホッフェンハイムのホームで行われたブンデスリーガ第17節では、ドルトムントが自らの職員50名以上を警備として配置。しかし1点リードで迎えた後半開始数分後にはホップ氏を侮辱するチャントが歌われ、禁止されていた横断幕も掲げられた。なお、試合はホッフェンハイムが終盤に逆転し、ドルトムントは1-2で敗れている。
DFBの管理委員会は執行猶予の取り消しを要求していてドルトムントはこれを受け入れると見られる。数日中には2022年までホッフェンハイムの地で声援を受けることができなくなることが決定する見通しだ。
By kicker日本語版