ハノーファーの隔離期間が終了 [写真]=Bongarts/Getty Images
MF原口元気が所属するハノーファーは26日、選手たちの自宅隔離期間が終了したことをクラブ公式サイトで発表した。
ハノーファーでは11日にドイツ人DFティモ・ヒューヴァーズが国内のプロ選手では初めて新型コロナウイルスに感染していることが確認された。全選手やチームスタッフが検査を受けた結果、翌12日にはドイツ人DFヤネス・ホルンの感染も発覚。そのため、検査で陰性だった選手らも含め、14日間の自宅隔離措置を取っていた。
最初の感染が確認されてから14日間が経った25日にはヒューヴァーズが感染症から回復。2度の検査を受けた結果、健康状態だと認められ、隔離終了が許されていた。その他の原口を含むチームメイトは翌日の26日に自宅隔離が終了。まだ隔離が続いているホルンを除く全選手が検査を受けた結果、全員が再び陰性判定だったという。
ドイツフットボールリーグ(DFL)が4月5日までチーム練習を禁止しているため、選手たちは今後も個別に組まれた練習をそれぞれ行う予定。ケナン・コチャク監督は、「隔離期間中と同じように、コーチングチームと話し合って4月5日までの選手のトレーニングプランを作った。選手たちはプロとして取り組み続けてくれるだろう。個別練習では(外出制限などの)すべてのルールや勧告に従う」とコメントした。
ドイツでは26日時点で4万人を超す新型コロナウイルス感染者が出ており、200人以上が亡くなっている。23日からはドイツ全土において外出制限や接触制限が厳しくなったものの、個人での屋外の運動は認められている。
By サッカーキング編集部
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