シャルケの選手たちがクラブ支援のため給与放棄[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガで、新型コロナウイルス感染拡大によって経済的影響を受けるクラブを支援する動きが続いている。ドイツ誌『kicker』日本語版が28日に伝えた。
シャルケは27日、クラブ首脳陣らとともに選手たちもサラリーとボーナスの一部を返上することを正式発表した。クラブ公式日本語版ツイッターは、「コロナウイルス危機を共に乗り越えるために、選手たちは給与を放棄してクラブとクラブスタッフをサポートすることに合意しました」と投稿。これにより600人ほど在籍する職員たちを支援できるようだ。
コロナウイルス危機を共に乗り越えるために #S04 選手たちは給与を放棄してクラブとクラブスタッフをサポートすることに合意しました⚒ pic.twitter.com/W0BtopvQhK
— FCシャルケ04 (@s04_jp) March 27, 2020
さらにマインツも役員と選手がサラリーの一部返上で合意し、昇格組のパーダーボルンも財政問題に直面しているクラブ事情を考慮して、選手、コーチ陣、首脳陣ともに10パーセント分のサラリーを返上することが発表された。
これまでボルシアMGやバイエルン、ドルトムント、ウニオン・ベルリンなどの選手たちが給与カットを受け入れて、経済的影響を受けるクラブを支援。さらにバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒ、レヴァークーゼンの4クラブは、財政難に陥る他クラブのために計2000万ユーロ(約24億円)を提供すると発表した。
By kicker日本語版