ブンデスリーガは5月再開へ [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガの1部および2部は、5月に再開させる方針で一致したようだ。ドイツフットボールリーグ(DFL)が23日に声明を発表した。
ブンデスリーガの1部と2部の計36クラブが同日にビデオ会議を行い、5月中に無観客でのリーグ再開に向けて準備を続けることを確認。ブンデスリーガ1部と2部は4月30日までの中断が決まっており、リーグ再開の最終的な判断はDFLではなく、政府や各州が下すという。
ドイツ紙『ビルト』によると、DFLのクリスチャン・ザイフェルトCEO(最高経営責任者)は23日の会見で「リーグ再開日はまだ決定していない」としつつ、「いくつかのプランがある」と発言。5月の第1週は「現実的ではない」としたが、その翌週の5月9日からの再開が決まれば「準備はできる」とコメントしたという。
また、リーグ再開後も感染拡大防止の対策措置が徹底されるようだ。『ビルト』によると、選手やスタッフなどは少なくとも週1回は新型コロナウイルス感染の検査を受けるようで、現在のドイツ全体の検査能力の0.4パーセントに当たる2万件の検査が必要だという。また、DFLの声明によると、選手やチームスタッフ、審判団、運営スタッフ、メディアなどの試合に関わる人数は、1部が1試合最大322人、2部が1試合最大270人に制限されるようだ。
ドイツでは5月3日まで外出制限の措置が取られ、観客を集める大型イベントは8月31日まで禁止されている。ブンデスリーガは3月13日から中断を余儀なくされ、各クラブは3月末頃から個別での練習を再開。現在は少人数のグループで練習が行われている。
By サッカーキング編集部
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