再開初戦で先発出場した鎌田大地 [写真]=Pool via Getty Images
ブンデスリーガ第26節が16日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトはホームでボルシアMGと対戦した。3月7日に行われた前節のレヴァークーゼン戦以来、約2カ月ぶりのリーグ戦で、先発出場の鎌田は78分までプレー。ベンチスタートの長谷部は74分から途中出場した。
試合はキックオフから35秒で動いた。ボルシアMGはアラサン・プレアがペナルティエリア右でヨナス・ホフマンからパスを受けると、ゴール左隅へ流し込んで先制。さらにボルシアMGは7分、ラミ・ベンセバイニがエリア左からグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前のマルクス・テュラムが合わせて追加点を挙げた。
2点ビハインドのまま折り返したフランクフルトは48分に鎌田がエリア左へ進入して右足シュート、52分にはバス・ドストがヘディングシュートを放ったが、どちらも得点には結びつかない。
ボルシアMGは68分、プレアがエリア前左で右足を振り抜いたが、狙いすましたシュートは右ポストに阻まれる。だが、72分にはブリール・エンボロがエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーのベンセバイニがゴール左隅に強烈なシュートを放つと、相手GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。
3点差に広げられたフランクフルトは81分、中盤でボールをカットしたセバスティアン・ローデがそのまま持ち上がり、エリア右へパス。これを受けたアンドレ・シウヴァが右足シュートを沈めて1点を返した。85分にはGKケヴィン・トラップがかわされるピンチを迎えたが、カバーに入ったマルティン・ヒンターエッガーがホフマンの至近距離からのシュートをブロックした。
試合はこのままタイムアップを迎え、フランクフルトは1-3で再開初戦を落とし、リーグ戦4連敗で13位に後退。ボルシアMGは白星でリスタートを飾り、3位に浮上した。
次節、フランクフルトは23日にアウェイでバイエルンと、ボルシアMGはホームでレヴァークーゼンと対戦する。
【得点者】
0-1 1分 アラサン・プレア(ボルシアMG)
0-2 7分 マルクス・テュラム(ボルシアMG)
0-3 73分 ラミ・ベンセバイニ(PK/ボルシアMG)
1-3 81分 アンドレ・シウヴァ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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