健康保護プロトコルを破ってしまった、ボルシアMGのM・テュラム [写真]=Getty Images
ボルシアMGに所属するフランス人FWマルクス・テュラムが、ブンデスリーガ再開後の初戦となったフランクフルト戦で健康保護プロトコルを破り物議を醸している。16日にスペイン紙『マルカ』が報じた。
新型コロナウイルスの影響で中断していたブンデスリーガは16日、ようやく再開までこぎ着けた。同リーグ再開に際しては、感染拡大防止のため様々な施策が講じられている。ゴール後に選手同士が抱き合うなどの「ゴールセレブレーション」もサッカーの醍醐味の一つだが、近距離での接触となってしまうため、再開後は同行為が禁止されている。
だが、元フランス代表のリリアン・テュラム氏の実子であるM・テュラムは、フランクフルト戦で早速この規則を破ってしまったようだ。1点リードで迎えた7分、M・テュラムは左サイドからのクロスに中央で合わせ、チーム2点目を決めた。最初は両手を挙げつつ同僚と距離を取って喜びを露わにしていたM・テュラムだったが、感情がほとばしってしまったのか、流れでラミ・ベンセバイニの頬にキス。この瞬間をカメラにばっちりと押さえられてしまっていた。
長い中断期間が明け、再びサッカーができる幸せを噛みしめ“すぎた”感のあるM・テュラム。この行為によって罰則を受けるかどうかは、今のところ明らかにされていない。
By サッカーキング編集部
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