レヴァークーゼンで得点を重ねる20歳MFハフェルツ [写真]=Bongrats/Getty Images
レヴァークーゼンは29日、ブンデスリーガ第29節でフライブルクと対戦し、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツの先制点が決勝弾となり1-0で勝利。順位を暫定3位に浮上させた。
レヴァークーゼンはリーグ戦再開後、4試合で3勝1敗。第28節ヴォルフスブルク戦では成す術なく完敗を喫したものの、第27節ではボルシアMGとの上位対決を制すなど、CL出場権獲得に向けて熾烈な戦いを繰り広げている。中でもレヴァークーゼンを攻撃面で支えるのがハフェルツだ。
ハフェルツは2000年6月11日生まれの弱冠20歳。「エジル2世」とも呼ばれたドイツの至宝はリーグ戦再開後、第29節を除く3試合でキャプテンマークを巻き、4試合で5得点の大活躍を見せている。これまでは攻撃的MFとしてチームの攻撃にアクセントをもたらしていたが、ドイツ代表FWケヴィン・フォラントの負傷離脱もあって中断前最後の試合からセンターFWで起用され、着々と得点数を伸ばしている。
移籍情報サイト『Transfermarkt』によれば、ハフェルツは、21歳の誕生日を迎える前にブンデスリーガで35ゴールを挙げた初の選手になるという。レヴァークーゼンのユース出身で、2016年にはブンデスリーガ史上8番目の若さでトップチームデビューを果たしたハフェルツ。今シーズンはここまでリーグで11ゴールを挙げていて、昨シーズンの17ゴールに近づいている。今夏での移籍も多く取り沙汰されているが、ヨーロッパで一足早くブンデスリーガが再開している現在、ますます同選手の成長と活躍に注目の目が向くことは間違いない。
By サッカーキング編集部
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