人種差別に抗議するテュラム、サンチョ、ハキミ [写真]=Getty Images
ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョとモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、さらにボルシアMGのフランス人FWマルクス・テュラムが自身のゴール後に、アメリカで警察に暴行を受けて死亡したジョージ・フロイド氏に向けたメッセージを発信した。イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
アメリカでは、先月25日に非武装の黒人男性ジョージ・フロイド氏に対して白人警察が暴行を与え拘束し、同氏が留置場で死亡した事件を巡り、暴力的な抗議デモに発展している。この事件を発端に再び人種差別問題が浮上する中、ブンデスリーガの選手たちが各々にメッセージを発信した。
ボルシアMGのテュラムは得点後に膝をついて人種差別に抗議。ドルトムントのサンチョとハキミはユニフォームの下に着用していた「JUSTICE FOR GEORGE FLOYD(ジョージ・フロイドに正義を)」というメッセージの書かれたTシャツを見せた。
https://www.instagram.com/p/CA3ImRmihfj/
https://www.instagram.com/p/CA3QCQBDNUS/
自身キャリア初のハットトリックを達成したサンチョだが、ユニフォームを脱いだためイエローカードを受けた。それでも試合後に自身のインスタグラムで「世界で起こっているもっと重要なことのために僕たちは動いて変えていく手助けをしなければならない」とコメントしている。
https://www.instagram.com/p/CA3V8Mrnr-1/
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト