ボーフム戦で先発復帰した宮市亮(右)[写真]=Getty Images
ブンデスリーガ2部第30節が5日に行われ、MF宮市亮が所属するザンクト・パウリはアウェイでボーフムと対戦した。宮市は前節、ひざの問題で今シーズン初のリーグ戦欠場となったが、今節はスタメンに復帰。4-1-4-1の左MFで先発出場し、惜しいミドルシュートを放ったが、失点にも絡んで74分に途中交代となった。
試合はボーフムが主導権を握り、15分にミロシュ・パントビッチが相手エリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのロベルト・ジュリがゴール左隅に沈めて先制に成功した。一方、若手2選手がトップデビューを飾ったザンクト・パウリは反撃に苦戦。42分にペナルティエリア前でこぼれ球を拾った宮市が、素早く右足を振り抜いたが、鮮やかなミドルシュートは惜しくも右上角のポストに弾かれた。
ボーフムは前半アディショナルタイム2分、パスカットのこぼれ球に反応したマヌエル・ウィンツハイマーがダイレクトシュートでゴールネットを揺らしたが、VARにより直前にハンドがあったとの判定でノーゴール。1点リードで折り返した51分にもパントビッチの折り返しをウィンツハイマーが押し込んだが、パントビッチのオフサイドで得点は認められなかった。
それでもボーフムは73分、左CKで宮市のマークを振り切ったマキシム・ライチュがボレーシュートを叩き込んで追加点。試合はこのまま終了し、ザンクト・パウリは0-2で敗れて4試合未勝利(2分2敗)となった。
次節、ザンクト・パウリは14日にホームでエルツゲビルゲ・アウエと、ボーフムは13日にアウェイでオスナブリュックと対戦する。
By サッカーキング編集部
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