バイエルンがフランクフルト破り決勝進出 [写真]=Getty Images
DFBポカール準決勝が10日に行われ、MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトは、バイエルンとアウェイで対戦した。鎌田は66分から途中出場、長谷部の出場はなかった。
バイエルンは10日にお披露目された2020-21シーズンのユニフォームを初めて着用。また、フランクフルトはスポンサーロゴに、黒人差別の根絶を訴えかける『Black Lives Matter』の文字を入れて試合に臨んだ。
試合は14分、ホームのバイエルンが先制する。ロベルト・レヴァンドフスキのポストプレーからトーマス・ミュラーが中央へと折り返すと、フリーになったイヴァン・ペリシッチが飛び込み頭で合わせた。バイエルンはその後も試合を支配する展開が続くも追加点は挙げれず、試合は1点差で後半に突入した。
フランクフルトは69分、途中出場の鎌田が起点となって試合を振り出しに戻す。鎌田はセンターハーフからドリブルでファイナルサードに侵入し、一旦左サイドに預ける。ボックス内でリターンを受け取った鎌田が左足で放ったシュートは相手DFにブロックされたが、そのこぼれ球をダニー・ダ・コスタが豪快に押し込んだ。
追いつかれたバイエルンは74分に再びリードを奪う。ファイナルサードで細かくパスを繋いで相手の守備を崩すと、最後はジョシュア・キミッヒのパスをレヴァンドフスキが流し込んだ。レヴァンドフスキは今シーズン、公式戦39試合出場で45得点目となった。
試合はこのまま終了し、連覇を目指すバイエルンが3年連続の決勝進出を果たした。決勝は7月4日に行われ、バイエルンは11年ぶりの決勝進出を果たしたレヴァークーゼンと対戦する。
【得点者】
1-0 14分 イヴァン・ペリシッチ(バイエルン)
1-1 69分 ダニー・ダ・コスタ(フランクフルト)
2-1 74分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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