バイエルンが前人未到の8連覇を達成 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第32節が16日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンとバイエルンが対戦した。大迫は4試合連続のスタメンでフル出場した。
勝てばブンデスリーガ史上初の8連覇が決まるバイエルンは試合の主導権を握ったが、前節の勝利で残留の可能性を広げたブレーメンに苦戦。それでも43分、ジェローム・ボアテングがペナルティエリアへ浮き球を送ると、飛び出したロベルト・レヴァンドフスキが胸トラップから右足でゴール左隅に流し込み先制点を挙げた。レヴァンドフスキは今シーズンのリーグ戦で自己最多の31点目を記録した。
1点リードで折り返したバイエルンは55分、エリア右に抜け出したトーマス・ミュラーが折り返し、レヴァンドフスキが合わせてネット揺らしたが、ミュラーのオフサイドでノーゴール。79分にはアルフォンソ・デイヴィスが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
数的優位に立ったブレーメンは終了間際に猛攻を仕掛ける。86分、大迫がエリア内で右足シュートを放つと、ボアテングにブロックされる。ブレーメンはハンドをアピールしたが、PKは与えられず。90分には右サイドからのクロスに大迫が頭で合わせるが、GKマヌエル・ノイアーの好セーブに阻まれた。
試合はこのままタイムアップを迎え、バイエルンが11連勝を飾り、前人未到のブンデスリーガ8連覇を達成。昨年12月7日の第14節で当時首位のボルシアMGに負けたのを最後に18試合無敗(17勝1分け)で、30回目の優勝を果たした。
次節は20日に一斉開催され、ブレーメンはアウェイでマインツと、バイエルンはホームでフライブルクと対戦する。
【得点者】
0-1 43分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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