バイエルンと2023年まで契約を結んでいるトーマス・ミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するFWトーマス・ミュラーは今季これまで7ゴール20アシストを記録し、前人未到の8連覇を成し遂げたクラブに大きく貢献している。しかし過去にはバイエルンから退団する可能性もあったという。ドイツ紙『ビルト』が報じた。
ミュラーは昨年10月、冬の移籍市場かあるいは遅くとも今夏の移籍市場での移籍を考えていたという。その理由はバイエルンのニコ・コバチ前監督のもとで評価されず出場機会を減らしていたことだった。
しかしクラブのウリ・ヘーネス名誉会長が介入し、カール・ハインツ・ルンメニゲCEOやスポーツディレクタ―を務めるハサン・サリハミジッチ氏との連携を維持するようにミュラーを説得したとのことだ。今年4月にはバイエルンとの契約を2023年まで延長したミュラーだが、ヘーネス名誉会長の後押しも大きな要因の一つだったという。
昨年10月にハンジ・フリック監督が就任して以降、ミュラーは卓越したパフォーマンスを発揮して再び不動の地位を取り戻したが、その裏にはヘーネス名誉会長の存在もあったということだ。
By サッカーキング編集部
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