ドルトムントとマインツが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第32節が行われ、2位ドルトムントと15位マインツが対戦した。
前節デュッセルドルフ戦で来季のチャンピオンズリーグ出場圏を獲得したドルトムントは、17日に行われたバイエルン対ブレーメン戦(1-0)でバイエルンの優勝が決まったことで、目標を失った状態で試合に臨むことに。ドルトムントは立ち上がりからボールを保持して試合を支配する展開が続くも、マインツの集中した守りに阻まれる。
すると33分、アウェイのマインツが先制に成功する。ジャン・フィリップ・マテタのポストプレーから右サイドに展開すると、リドレ・バクが高速クロスを供給。飛び込んだヨナタン・ブルカートは頭で合わせて、ボールをゴール左下隅へ突き刺した。
1点のリードで試合を折り返したマインツは、48分にダニー・ラッツァがエリア内で相手DFウカシュ・ピシュチェクに倒されPKを獲得。キッカーを担当したマテタは相手GKの逆を突いてネットを揺らし、マインツがリードを広げた。
2点を追う展開になったドルトムントは73分、アクラフ・ハキミが直接FKを狙ったが、枠を捉えたシュートは相手GKの好セーブに阻まれる。ドルトムントはその後もマインツの堅守を崩せず、試合はアウェイチームの勝利で幕を閉じた。
勝利した2試合ぶりに勝利したマインツは勝ち点を「34」に伸ばし、昇降格プレーオフ圏の16位デュッセルドルフとの勝ち点差は「5」、自動降格圏の17位ブレーメン(FW大迫勇也所属)との勝ち点差は「6」に。シーズン残り2試合で残留争いを一歩リードするマインツは、次節ブレーメンとの直接対決を迎える。一方、4試合ぶりの敗戦を喫したドルトムントは、次節勝ち点差「3」の3位ライプツィヒと対戦する。
By サッカーキング編集部
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