大迫のゴールから反撃も叶わず、ブレーメンはマインツに敗れた [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第33節が20日に行われ、17位ブレーメンはアウェイでマインツと対戦した。なお、FW大迫勇也は先発出場を果たしている。また、マインツはこの試合でブレーメンに勝利すると残留を決めることになる。
残留に向けて負けられないブレーメンは序盤から相手ゴールに迫る。4分には助手・サージェントが強烈なシュートを放つがGKのファインセーブに阻まれる。
しかし先制したのは25分のマインツ。ダニエル・ブロジンスキのフリーキックから折り返したボールを一度はクリアされたものの、最後はロビン・クアイソンが頭で押し込んでゴールネットを揺らした。マインツはリーグ戦再開後初のホームでの得点となった。さらに30分、ジャン・パウル・ボエチウスがDFに囲まれた中から強烈なシュートを放つと、ボールはゴール右隅へと吸い込まれ点差を2点に広げた。
一方のブレーメンは43分、サージェントのクロスから大迫勇也がヘディングでピッタリ合わせるもGKの正面に飛びゴールとはならない。53分にもニクラス・フュルクルクが低弾道のシュートを放つがこれもGKに弾かれ1点が遠のく。
それでも59分、フュルクルクがゴールライン際のボールをヒールで死守するとデイヴィ・クラーセンがそのボールを大迫へパス。大迫が反転しながら左足でシュートを放つとボールはクロスバーを叩いてゴールに吸い込まれ、1点差に詰め寄った。
しかし85分、マインツはエジミウソン・フェルナンデスのシュートがGKの股を抜きとどめの一発。試合はそのまま終了し、マインツが3-1で勝利して残留を決定させた。一方のブレーメンはこの結果、自動降格の17位もしくはプレーオフ出場の16位が確定。他会場のデュッセルドルフが引き分けたため今節での降格決定は免れた。
最終節、ブレーメンはケルンと対戦する予定で、27日にキックオフを迎える。ブレーメンはケルン戦での勝利が最低条件で、デュッセルドルフがウニオン・ベルリンに敗北すればブレーメンがプレーオフに出場できる。デュッセルドルフが最終節で引き分けた場合には得失点差、総得点数、当該チーム間の勝ち点の順で順位が決まる。
【得点者】
1-0 25分 ロビン・クアイソン(マインツ)
2-0 30分 ジャン・パウル・ボエチウス(マインツ)
2-1 59分 大迫勇也(ブレーメン)
3-1 85分 エジミウソン・フェルナンデス(マインツ)
By サッカーキング編集部
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