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大迫ブレーメン、1部残留! アウェイゴール差でハイデンハイムは初の昇格を逃す

2020.07.07

ハイデンハイムとブレーメンが対戦した [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガの昇降格プレーオフ・セカンドレグが6日に行われ、2部3位ハイデンハイムとFW大迫勇也が所属する1部16位ブレーメンが対戦した。大迫はスタメン出場を果たし、68分までプレーした。

 2日にブレーメンの本拠地で行われたファーストレグは、ブレーメンハイデンハイムの堅守に苦しみ、スコアレスドローに終わった。敵地に乗り込んだブレーメンは、ブレーメンの街をモチーフにした新たな特別ユニフォームを着用して試合に臨んだ。

 試合が動いたのは3分、ブレーメンが幸先よく先制する。下がってボールを受けた大迫の落としから、マキシミリアン・エッゲシュタインが運んでゴール前にパス。受けたジョシュ・サージェントのコントロールは大きくなったが、相手DFノルマン・トイアーカイフのクリアがそのままゴールに吸い込まれた。

 9分、大迫のパスを受けたミロト・ラシカが、エリア外から右足を振り抜く。強烈なシュートは枠を捉えていたが、相手GKは好セーブでこれを凌いだ。10分には大迫のヘディングが相手に当たって跳ね返ったボールに、デイヴィ・クラーセンが反応。頭で押し込もうとしたが、飛び出した相手GKに阻まれた。

 その後はハイデンハイムがボールを握る展開が続いたが、決定的なシーンは生まれず。試合はブレーメンの1点リードで折り返した。

 ハイデンハイムは46分、後半から途中出場のステファン・シマーがエリア外からシュートを狙うが、ブレーメンのGKジリ・パブレンカはこれをセーブ。その流れから生まれたコーナーキックのこぼれ球をシマーが押し込もうとしたが、これは枠を捉えられず。さらに48分、右サイドからのクロスにダヴィド・オットーがフリーで合わせたが、ヘディングシュートは惜しくもゴールの右横に外れた。

 ピンチの時間帯を凌いだブレーメンは50分、M・エッゲシュタインのラストパスを受けた大迫がエリアの外から左足を振り抜いたが、シュートは身を投げ出してブロックした相手DFに防がれた。59分にはサージェントがドリブルで運んで自らフィニッシュまで持ち込んだが、飛び出してきた相手GKに阻まれゴールとはならなかった。

 67分、ブレーメンにアクシデントが発生。ミロシュ・ヴェリコヴィッチが左足のふくらはぎを押さえてピッチに座り込み、セバスティアン・ラングカンプとの交代を余儀なくされた。

 85分、ハイデンハイムが1点を返す。トビアス・モーアがエリアの外から強烈なシュートを放つと、ボールはポストに直撃。跳ね返ったボールを、ティム・クラインディーンストが押し込みネットを揺らした。しかし後半アディショナルタイム4分、ブレーメンハイデンハイムを突き放す1点を獲得。右サイドをえぐったフィン・バルテルスのグラウンダーでの折り返しに、ルドヴィク・アウグスティンソンが合わせてネットを揺らした。

 すると後半アディショナルタイム7分にはハイデンハイムがPKを獲得し、クラインディーンストがこれを決めたが、試合はこのまま終了。アウェイゴール差でブレーメンは40年ぶりの2部降格を回避し、ハイデンハイムは初の1部昇格を逃した。

【スコア】
ハイデンハイム 2-2(合計スコア:2-2) ブレーメン

【得点者】
0-1 3分 オウンゴール:ノルマン・トイアーカイフ(ブレーメン
1-1 85分 ティム・クラインディーンスト(ハイデンハイム
1-2 90+4分 ルドヴィク・アウグスティンソン(ブレーメン
2-2 90+7分 ティム・クラインディーンスト(ハイデンハイム

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By サッカーキング編集部

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