ともにマンC下部組織出身のマトンド(左)とサンチョ(右) [写真]=Getty Images
シャルケに所属するウェールズ代表FWラビ・マトンドのSNS投稿が物議を醸している。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
現在カーディフで自主トレーニングに励むマトンドは先日、自身のインスタグラムに、ジムでワークアウトを行う様子を投稿。そこで着用していたシャツが、シャルケの宿敵ドルトムントのユニフォームだったため、ファンだけでなく複数のOBからも怒りのコメントが寄せられたという。なお、投稿はすでに削除されている。
マトンドが着用していたのは、イングランド代表FWジェイドン・サンチョのネームと背番号「7」が入ったユニフォームだった。両選手はともにマンチェスター・Cのアカデミー出身で、2016-17シーズンはともにU-18チームでプレーしていた。
一方、シャルケとドルトムントのライバル関係が始まったのは1920年代のこと。ともにルール工業地帯に本拠地を置き、その距離は約20キロメートル。対戦はルールダービーまたはレヴィアダービーと呼ばれ、ドイツ屈指の熱狂度を誇ることでも知られている。
事態を受け、シャルケのヨヘン・シュナイダーSD(スポーツ・ディレクター)は『スカイ』のドイツ版に対してコメント。「マトンドには電話で、彼の軽はずみな行動にどう思っているかをはっきり伝えたよ。彼はまだ19歳だが、このような出来事を起こすべきではなかった。私たちは彼に対し『ピッチ内外において自らの過ちに対する正しい反応を示さなければならない』と話したよ」と、マトンドへの警告を行ったことを明かした。
By サッカーキング編集部
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