ヴァーグナーが現役引退を発表 [写真]=Getty Images
元ドイツ代表FWザンドロ・ヴァーグナーが現役引退を発表した。
1987年生まれで32歳のヴァーグナーはバイエルンの下部組織出身。1995年に入団した同クラブでは2007年にトップ昇格を果たしたが、出場機会を得られずに翌2008年に退団。その後はデュースブルクやブレーメン、カイザースラウテルンなどを渡り歩いたが、2部で結果を残しながら1部では鳴かず飛ばずという時期が続いた。
2015年に加入したダルムシュタットでブレイクを果たし、ブンデスリーガで14得点を記録。翌年にホッフェンハイムへ引き抜かれた。同クラブでも得点を重ね、2018年1月に古巣バイエルンへ復帰。半年で8得点を挙げるなどスーパーサブとして活躍したが、翌シーズン途中に出場機会を求めて中国の天津泰達へ完全移籍。天津では今シーズンのリーグ戦で2桁得点を記録したが、新型コロナウイルスへの不安から7月末に契約解除していた。29歳でデビューしたドイツ代表では8試合に出場、5得点を記録していた。
ヴァーグナーは「僕は自分の目標と夢のすべてを達成することができた」とキャリアを振り返った。今後はドイツサッカー協会のコースを受講して指導者の道に進む意向で、「僕の計画では来年の夏にコーチングを始める予定だ」と語っている。
By サッカーキング編集部
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