リヨンが女子CL5連覇を達成した [写真]=Getty Images
女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝が30日に行われ、リヨンとヴォルフスブルクが対戦した。
大会5連覇を狙うリヨンは準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)に勝利。対するヴォルフスブルクはバルセロナを下し、決勝戦にコマを進めた。両チームが決勝戦で対戦するのは2013年以来、4度目となる。リヨンのDF熊谷紗希は左ボランチでフル出場を果たした。なお、女子CLは8月21日に再開し、準々決勝からはスペインの2都市、ビルバオとサン・セバスティアンで集中開催となった。
試合は立ち上がりからリヨンが圧倒する展開となった。18分、右サイドを突破したデルフィン・カスカリーノがシュートを打つが、GKにセーブされる。リヨンは25分、右サイドを崩すと、カスカリーノのクロスにル・ゾマーが合わせる。一度ブロックされたボールを押し込み、先制点を奪った。
さらにリヨンは前半終了間際の44分、ペナルティエリア手前から熊谷がこぼれ球をダイレクトでミドルシュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、リードを2点に広げた。
リヨンは後半に入ると少しペースダウン。対するヴォルフスブルクは58分、左サイドのクロスからアレクサンドラ・ポップがヘディングシュートを叩き込み、1点返した。しかしリヨンは試合終了間際の88分、右サイドのCKから最後はサラ・ビョルク・グナドティアのゴールでリードを2点に広げた。
試合はこのまま終了し、リヨンが大会5連覇で7回目の女子CL優勝を決めた。
【得点】
1―0 25分 ル・ゾマー(リヨン)
2―0 44分 熊谷紗希(リヨン)
2―1 58分 アレクサンドラ・ポップ(ヴォルフスブルク)
3―1 88分 サラ・ビョルク・グナドティア(リヨン)
By サッカーキング編集部
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