クラブから期待を受ける、ブレーメンの大迫 [写真]=Getty Images
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督が、2020-21シーズンにおける日本代表FW大迫勇也の起用法について語った。8月31日に、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
ブレーメンは、2019-20シーズンのブンデスリーガを16位で終えた。その結果、昇降格プレーオフにまわることになったが、ドイツ2部の3位ハイデンハイムを2試合合計スコア2-2、アウェイゴール差で何とか下し、40年ぶりの2部降格を回避した。
大迫は、2019-20シーズンに公式戦34試合に出場し9ゴール4アシストをマークした。『ビルト』は、新シーズンのブレーメンが若返りを行い、現在30歳の大迫が「チームのリーダーとして生まれ変わるだろう」と分析。同クラブのフランク・バウマンスポーツディレクター(SD)の「ユウヤはピッチ外で主役になるようなタイプではない」というコメントを紹介し、ピッチ内で若手選手を牽引することを期待されていることを示唆した。
また同紙は、大迫が新シーズンに中盤で起用されるだろうと報じている。実際に、コーフェルト監督も「ユウヤは、10番か8番のポジションの方がいい。FWでの起用は今のところ検討していない」と語っており、大迫の中盤起用は実現の可能性が高そうだ。
バウマンSDは「2019-20シーズンの終盤、ユウヤは自らがいかに重要な存在であるかを改めて示した。彼はこのクラブのために、困難な時期にすべてを捧げて戦ったんだ」と語るなど、クラブが大迫に全幅の信頼を寄せていることを強調した。新シーズンも、大迫の活躍から目が離せない。
By サッカーキング編集部
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