ドルトムントがバイエルンを止める方法について言及したローター・マテウス氏 [写真]=Getty Images
かつてバイエルンやドイツ代表で活躍し、現在は解説者を務めるローター・マテウス氏が7日に行われるブンデスリーガ第7節のドルトムント対バイエルンの一戦について言及した。6日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
ブンデスリーガ8連覇中のバイエルンは今季、第2節のホッフェンハイム戦に1-4で敗れたものの、その他の公式戦では全勝しており、リーグ首位に位置している。また、ブンデスリーガ第6節までに9失点している一方で24得点を記録し、圧倒的な攻撃力を誇っているが、マテウス氏にとってバイエルンは現在「世界最高のチーム」だという。
対するドルトムントはここまでリーグ戦5勝1敗。バイエルンと同勝ち点で2位となっている。現在のバイエルンを止める可能性が最も高いのはドルトムントだろうが、マテウス氏はそのために必要なことについて以下のようにコメントしている。
「ファーブル監督がバイエルンの独走を阻止したいのなら、攻撃的なプレーをしなければならない。そのためには、ジェイドン・サンチョのような選手をベンチに置いてはならない。ファーブル監督は素晴らしいが、ドルトムントはバイエルンのレベルではないんだ。もしドルトムントがバイエルン戦で再び負けることになれば、『ファーブレは大きな試合では勝てない』と言われてしまうだろう」
「バイエルンの現在の弱点を挙げるとすれば、それは多くの失点をしていることだ。ドルトムントはバイエルンの攻撃を防ぎつつ、その弱点を突かなければならない。だが、バイエルンがこけなければ、他のどんなチームもチャンスはないだろう。それは認めなければならない」
By サッカーキング編集部
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