ウニオン・ベルリンとのダービーマッチに勝利したヘルタ・ベルリン [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第10節が4日に行われ、ヘルタ・ベルリンとウニオン・ベルリンが対戦した。ウニオン・ベルリンに所属する遠藤渓太は3試合ぶりにベンチ入りを果たしたが、出番は訪れなかった。
開幕戦以来、無敗を維持して6位に位置するウニオン・ベルリンがライバルクラブであるヘルタ・ベルリンの本拠地に乗り込んだ。ヘルタ・ベルリンはここ2試合勝利がなく、13位に沈んでいる。お互いのプライドをかけ負けられないダービーマッチとなった。
試合を動かしたのはウニオン・ベルリンだった。20分、ペナルティエリア内に走りこんだタイウォ・アウォニイがマルクス・イングバルトセンからのパスを左足でダイレクトシュート。ボールはゴール右下に吸い込まれ、先制に成功した。しかし、ウニオン・ベルリンは直後の23分、危険プレーでロベルト・アンドリッヒが一発退場となり、残り時間を10人で戦うことになる。
ヘルタ・ベルリンは40分、左サイドからのクロスにドディ・ルケバキオがヘディングで合わせたが、これはGKにキャッチされた。1点ビハインドで後半へ折り返したヘルタ・ベルリンは51分、マテウス・クーニャがペナルティエリア手前からシュートを放つと、GKがこれを弾く。中途半端になったところをペテル・ペカリークが押し込み、同点とした。
ヘルタ・ベルリンは73分、ペナルティエリア内で左サイドからの折り返しを受けたクリシュトフ・ピョンテクが左足でシュートを放つと、ボールは相手ディフェンダーに当たってゴール右に吸い込まれた。さらにヘルタ・ベルリンは77分、ピョンテクがペナルティエリア内中央からダイレクトボレーを決めてウニオン・ベルリンを突き放した。
試合はこのまま終了。前半に1点リードを奪ったウニオン・ベルリンだったが、アンドリッヒの退場もあり、後半に3失点。開幕戦以来の黒星となった。ヘルタ・ベルリンは3試合ぶりの勝利を収め、暫定11位に浮上した。また、今季ホーム戦初勝利となった。
次節、ヘルタ・ベルリンは12日にアウェイでボルシアMGと、ウニオン・ベルリンは同日にホームでバイエルンと対戦する。
【得点者】
0-1 20分 タイウォ・アウォニイ(ウニオン・ベルリン)
1-1 51分 ペテル・ペカリーク(ヘルタ・ベルリン)
2-1 73分 クリシュトフ・ピョンテク(ヘルタ・ベルリン)
3-1 77分 クリシュトフ・ピョンテク(ヘルタ・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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