ブレーメンとシュトゥットガルトが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第10節が6日に行われ、ブレーメンとシュトゥットガルトが対戦した。ブレーメンには所属するFW大迫勇也は2試合連続の先発出場を果たし、80分までプレーした。シュトゥットガルトに所属する遠藤航は開幕10試合連続のフル出場を果たした。
前節のヴォルフスブルク戦に3-5で敗れたブレーメンはリーグ戦6試合未勝利となっている。対するシュトゥットガルトは前節のバイエルン戦に1-3で敗れ、5試合勝利がない状況だ。勝利で流れを変えたい両チームの一戦となった。
ホームのブレーメンは5分に決定機を迎える。ジョシュ・サージェントからパスを受けた大迫がシュートを試みるが、わずかにゴール右上に外れ、惜しくも先制点とはならなかった。さらにブレーメンは10分、テオドール・ゲブレ・セラシェがエリア外からシュートを狙ったが、これは枠を捉えることができなかった。
試合を動かしたのはアウェイのシュトゥットガルトだった。29分、遠藤航が自陣ペナルティエリアでボールを奪いカウンターを発動すると、相手ペナルティエリア内で再びボールを受けた遠藤がタヒス・チョンに倒され、PKを獲得。31分、これをサイラス・ワマンギトゥカが決め、先制した。
1点リードで後半へ折り返したシュトゥットガルトは48分、ボルナ・ソサがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを放つが、これはわずかにゴール左に外れる。シュトゥットガルトは76分、フィリップ・フェルスターが右サイドからカットインして左足でシュートを放つ。しかしGKの好セーブに阻まれた。
シュトゥットガルトは後半アディショナルタイム1分、ワマンギトゥカが相手ディフェンダーのバックパスをカットし、そのまま無人のゴールに決めて追加点を奪った。ブレーメンは直後の後半アディショナルタイム3分、ダヴィー・ゼルケが1点を返すが、試合はこのまま終了。シュトゥットガルトがブレーメンに勝利した。シュトゥットガルトは6戦ぶりの白星で暫定8位に浮上。ブレーメンは7試合未勝利で暫定12位に後退した。
次節、ブレーメンは12日にアウェイでライプツィヒと、シュトゥットガルトは同日にアウェイでドルトムントと対戦する。
【得点者】
0-1 31分 サイラス・ワマンギトゥカ(PK/シュトゥットガルト)
0-2 90+1分 サイラス・ワマンギトゥカ(シュトゥットガルト)
1-2 90+3分 ダヴィー・ゼルケ(ブレーメン)
By サッカーキング編集部
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