ドルトムントとシュトゥットガルトが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第11節が12日に行われ、MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトは敵地でドルトムントと対戦した。遠藤は開幕から11試合連続のフル出場を果たした。
シュトゥットガルトは3分、遠藤がファーストタッチで前を向いてエリアの外から右足を振り抜く。ゴール左下隅を狙ったミドルシュートは枠を捉えていたが、相手GKロマン・ビュルキに防がれてネットを揺らすことはできなかった。7分にはボルナ・ソサがゴールから約22〜3メートル離れた位置から直接フリーキックを狙ったが、ゴール左上隅を狙ったシュートはビュルキの好セーブに阻まれた。
25分、シュトゥットガルトはマテオ・クリモヴィッツがエリア内でエムレ・ジャンに倒されてPKを獲得する。キッカーを務めたサイラス・ワマンギトゥカは、ビュルキの逆を突いて左下に沈め、アウェイチームが先制した。
遠藤は38分、中盤でのインターセプトからドリブルで運び、右サイド前方へスルーパス。反応したクリモヴィッツはフィニッシュまで持ち込んだが、強烈なシュートはビュルキの足に阻まれた。するとその直後の39分、ドルトムントが試合を振り出しに戻す。ラファエル・ゲレイロが浮き球のスルーパスを通すと、反応したのはジオヴァニ・レイナ。左足を使った柔らかいタッチでボールを収めると、右足アウトフロントを使ったループ気味のシュートでネットを揺らした。
同点で折り返すと、シュトゥットガルトは53分に勝ち越しの1点を奪う。相手のミスから高い位置でボールを奪ったオレル・マンガラが折り返すと、ボールを収めたワマンギトゥカが押し込んだ。
すると60分、シュトゥットガルトがリードを広げる。ソサの横パスをマンガラがスルーしてフィリップ・フェルスターに通すと、ファーストタッチで相手DFの間に入り込んだフェルスターがネットを揺らした。さらに63分、タンギ・クリバリが右サイドからカットインで仕掛けて左足を振り抜くと、ボールはポストにも当たってゴールに吸い込まれ、シュトゥットガルトがさらにリードを広げる。
ドルトムントは87分にレイナがネットを揺らしたかに思われたが、直前にボールを触ったユスファ・ムココのオフサイドを取られてゴールは取り消された。すると後半アディショナルタイム1分、シュトゥットガルトはカウンターから途中出場のニコラス・ゴンサレスが仕留めてダメ押しの5点目をゲット。試合はこのまま終了した。
シュトゥットガルトは2連勝、ドルトムントはリーグ戦2試合ぶりの黒星で3戦未勝利となった。次節、ドルトムントは15日にFW大迫勇也が所属するブレーメンとアウェイで、シュトゥットガルトは同日にMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとホームで対戦する。
【得点者】
0-1 26分 サイラス・ワマンギトゥカ(シュトゥットガルト)
1-1 39分 ジオヴァニ・レイナ(ドルトムント)
1-2 53分 サイラス・ワマンギトゥカ(シュトゥットガルト)
1-3 60分 フィリップ・フェルスター(シュトゥットガルト)
1-4 64分 タンギ・クリバリ(シュトゥットガルト)
1-5 90+1分 ニコラス・ゴンサレス(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
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