シャルケがバウム監督(左)を解任、ステフェンス氏(右)が暫定監督に [写真]=Getty Images
シャルケは18日、マヌエル・バウム監督の解任を発表した。2020年内は、クラブの理事を務めるフーブ・ステフェンス氏が暫定監督を務めることも併せて発表されている。
昨シーズン中盤から一気に低迷し、今シーズンも開幕2連敗スタートとなったシャルケは、ブンデスリーガ第2節ブレーメン戦終了後の9月27日にデイヴィッド・ワグナー前監督の解任を発表。同30日に後任としてアウクスブルクでの監督経験もあるバウム氏を招へいし、2022年6月30日までの契約を結んでいた。
しかし、バウム監督就任後もリーグ戦では4分6敗と未勝利が続き、昨季の第19節から数えるとリーグ戦では28試合連続で勝利がない。チームは今季のブンデスリーガ第12節を終えた時点で最下位に沈み、安全圏の15位ケルンとは勝ち点差「6」が開いている。成績不振を受け、今回の監督交代に至った。
現在67歳のステフェンス氏は、1986年の現役引退後から指導者に転身し、1996年10月から2002年夏にかけてシャルケを指揮。ケルンやハンブルガーSVなどを経て、2011年9月から2012年12月にかけてもシャルケで2度目の指揮を執っていた。また、2019年3月から同年6月にかけてもシャルケの暫定監督を務めていた。
ステフェンス氏は2020年内の残り2試合、19日のブンデスリーガ第13節ビーレフェルト戦と22日のDFBポカール2回戦SSVウルム(4部)戦でチームの指揮を執る予定だ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト