ウニオン・ベルリンとドルトムントが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第13節が18日に行われ、MF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとドルトムントが対戦した。遠藤は4試合連続のベンチ入りを果たし、66分から出場した。
前節のブレーメン戦に勝利した4位ドルトムントと4試合白星のない6位ウニオン・ベルリンの一戦。ドルトムントはエディン・テルジッチ監督の就任2試合目となり、アーリング・ハーランドを負傷で欠くチームの1トップにはユスファ・ムココが入った。
ウニオン・ベルリンは17分、敵陣の左サイドでボールを奪い、カウンターを仕掛ける。ゴール前でフリーとなったタイウォ・アウォニイにボールが渡ると、シュートはGKにセーブされた。こぼれ球にセドリック・トイヒャートが詰めるが、ボールは枠を超えた。
ドルトムントは前半アディショナルタイム1分、ペナルティエリア内でスルーパスを受けたムココが右足を振り抜くと、ボールはゴール右ポストを直撃した。無得点で後半へ折り返したウニオン・ベルリンは57分、先制に成功する。右サイドのCKからマークを外したタイウォ・アウォニイがヘディングで押し込み、ネットを揺らした。
ドルトムントは60分、試合を振り出しに戻す。ラファエル・ゲレイロからのスルーパスをペナルティエリア内左で受けたムココが左足で強烈なシュートをゴール左に突き刺した。ウニオン・ベルリンは78分、またも右サイドのCKから今度はマーヴィン・フリードリヒがヘディングで合わせ、勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了。セットプレーから2得点を奪ったウニオン・ベルリンがドルトムントに勝利した。ドルトムントはユスファ・ムココがブンデスリーガ最年少得点記録を決めるも、テルジッチ監督のもと2戦目で初の敗戦となった。ウニオン・ベルリンは暫定順位を5位に上げ、ドルトムントは4位のままとなっている。
次節、ウニオン・ベルリンは1月2日にアウェイでブレーメンと、ドルトムントは3日にホームでヴォルフスブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 57分 タイウォ・アウォニイ(ウニオン・ベルリン)
1-1 60分 ユスファ・ムココ(ドルトムント)
2-1 78分 マーヴィン・フリードリヒ(ウニオン・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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