テュラムに出場停止と罰金の処分 [写真]=Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は21日、唾吐き行為で退場になったボルシアMGに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの処分を発表した。
テュラムは19日に行われたブンデスリーガ第13節のホッフェンハイム戦に先発出場し、77分に口論となった相手DFシュテファン・ポッシュに唾を吐きかけ、VAR判定の結果、一発退場となっていた。
DFBは、テュラムに最大6試合の出場停止処分と4万ユーロ(約500万円)の罰金を言い渡した。出場停止処分の5試合分は確定しており、今後のブンデスリーガもしくはDFBポカールで即時適応される。残りの1試合は2021年12月21日までの1年間の執行猶予付きとなっている。
これにより、同選手は22日に行われる年内ラストマッチのDFBポカール2回戦エルフェアスベルク(4部)戦から欠場。年明けもブンデスリーガのビーレフェルト戦、バイエルン戦、シュトゥットガルト戦、ブレーメン戦を欠場し、1月22日の第18節ドルトムント戦から出場可能となる。
なお、テュラムはすでにクラブからも処分を受けており、ボルシアMGは20日に給料1カ月分の罰金処分を発表。この罰金は社会貢献活動のために使われるという。さらに同選手は自主的に社会貢献活動に従事することを申し出ていた。
現在23歳のテュラムは、ユヴェントスなどで活躍した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子で、2019-20シーズンからボルシアMGでプレー。今シーズンはこれまで公式戦20試合に出場し、4ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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