ドストのクラブ・ブルージュ移籍が決まった [写真]=Getty Images
クラブ・ブルージュは24日、フランクフルトに所属する元オランダ代表FWバス・ドストの獲得を発表した。
クラブ公式サイトによると、ドストはメディカルチェック完了後、1年半の契約を締結するという。同選手は2019年夏にフランクフルトに移籍。今シーズンはこれまで公式戦14試合中13試合に出場し、5ゴールを記録して主力の一人として活躍していた。
フランクフルトも同日にドストの移籍を発表。電撃的な移籍の背景には経済的な理由もあったようで、スポーツ・ディレクターのフレディ・ボビッチ氏はクラブ公式サイトを通じて、次のように説明した。
「周知のとおり、クラブは新型コロナウイルスの影響で経済的な課題に直面している。クラブ・ブルージュはバスの獲得に熱心で、それは我々にとって有益な取引だった。現在の最優先事項は経済的に賢明な方法でクラブの利益のために行動することです。選手の希望を叶えるかたちで、それを実現しています。ベルギーでのバスの活躍を祈っています」
現在31歳のドストはオランダのエメンの下部組織出身で2007年8月にトップデビューを飾った。その後は国内のヘラクレス・アルメロとヘーレンフェーンを経て、2012年夏にドイツのヴォルフスブルクに移籍。2016年夏にはポルトガルのスポルティングに加入し、2019年夏にフランクフルトと3年契約を結んでドイツ復帰を果たしていた。これまでクラブで公式戦通算450試合に出場し、233ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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