フランクフルトとレヴァークーゼンが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第14節が2日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属する9位フランクフルトは、ホームで2位レヴァークーゼンと対戦した。
長谷部は3試合連続のスタメンとなり、セントラルMFの一角でフル出場。前節出番のなかった鎌田は3試合ぶりに先発復帰を果たし、76分までプレーした。なお、両選手の同時先発は、第7節シュトゥットガルト戦以来となる。
試合は10分、アウェイのレヴァークーゼンがナディエム・アミリの技ありゴールで先制する。フロリアン・ヴィルツとのパス交換でエリア内に侵入したアミリは、浮き球のパスを鮮やかなトラップでコントロール。最後は、飛び出してきた相手GKの股をヒールで通してネットを揺らした。
ビハインドのフランクフルトは21分、鎌田のスルーパスに反応したアンドレ・シウヴァが右から折り返すと、3列目から飛び出した長谷部がエリア内でダイレクトシュート。強烈な一撃を放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。すると22分、フランクフルトはジブリル・ソウの縦パスからアミン・ユネスが抜け出し、相手GKとの一対一を制して同点弾を記録した。
試合はタイスコアで折り返し、フランクフルトは54分に逆転する。鎌田が右サイドから高速のグラウンダークロスを入れると、ボールはカバーに入った相手DFエドモン・タプソバに当たってゴールに吸い込まれた。鎌田は73分に決定機到来。フィリップ・コスティッチが供給した左からの浮き球クロスにフリーで合わせたが、ダイレクトシュートはミートに失敗して枠を捉えられなかった。
レヴァークーゼンは82分、カリム・ベララビが右からグラウンダー性のクロスを入れると、相手DFマルティン・ヒンテレッガーのクリアミスを誘う。ボールはそのままゴール方向に飛んだが、ポストに阻まれてゴールとはならなかった。
試合はこのまま終了し、勝利したフランクフルトは今季2回目の2連勝で勝ち点を「20」に伸ばした。一方、レヴァークーゼンは今季初の連敗となった。次節、フランクフルトは9日にマインツとアウェイで、レヴァークーゼンは同日にFW大迫勇也が所属するブレーメンとホームで対戦する。
【得点者】
0-1 10分 ナディエム・アミリ(レヴァークーゼン)
1-1 22分 アミン・ユネス(フランクフルト)
2-1 54分 オウンゴール/エドモン・タプソバ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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