ブンデスリーガ第14節が3日に行われ、バイエルンがホームにマインツを迎えた。
バイエルンにとっての2021年の初戦となる一戦。スターティングメンバーにはマヌエル・ノイアー、セルジュ・ニャブリ、ロベルト・レヴァンドフスキらが順当に入った。
試合は序盤からバイエルンのペースで進むも、なかなかリズムが生まれない。すると32分、後方からのロングボール1本で最終ラインの裏へ抜け出したヨナタン・ブルカートが落ち着いてシュートを叩き込み、マインツが先手を取った。続く44分にはセットプレーからアレクサンダー・ハックがヘディングシュートを沈め、マインツの2点リードで前半は終了した。
後半に入るとバイエルンが怒涛の攻撃を披露する。50分、ニャブリの折り返しをレヴァンドフスキが頭で繋ぐと、最後はジョシュア・キミッヒが押し込んで1点を返す。さらに56分、右サイドでボールを持ったレロイ・サネがカットインから左足でフィニッシュを沈めて、瞬く間にバイエルンが試合を振り出しに戻した。
攻撃の手を緩めないバイエルンは70分、ペナルティエリア内でのこぼれ球をニクラス・ズーレが押し込んで逆転に成功した。直後の73分にはニャブリがエリア内で倒されてPKを獲得すると、レヴァンドフスキが難なく決めてリードを広げる。83分にはトーマス・ミュラーのクロスから、最後はレヴァンドフスキがボレーシュートを沈めて勝負あり。前半こそリードを許したものの、後半に一挙5ゴールを奪ったバイエルンが、2021年の初戦を勝利で飾った。
次節、バイエルンは8日に敵地でボルシアMGと、マインツは9日にホームで鎌田大地、長谷部誠が所属しているフランクフルトと、それぞれ対戦する。
【得点者】
0-1 32分 ヨナタン・ブルカート(マインツ)
0-2 44分 アレクサンダー・ハック(マインツ)
1-2 50分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
2-2 56分 レロイ・サネ(バイエルン)
3-2 70分 ニクラス・ズーレ(バイエルン)
4-2 76分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バイエルン)
5-2 83分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト