レヴァークーゼンを下したウニオン・ベルリン [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第16節が15日に行われ、FW遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとレヴァークーゼンが対戦した。遠藤はベンチスタートとなり、3試合連続で出番は訪れなかった。
5位ウニオン・ベルリンと3位レヴァークーゼンの一戦。直近のリーグ戦5試合で負けなしのウニオン・ベルリンが3戦未勝利となっているレヴァークーゼンをホームに迎えた。ウニオン・ベルリンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられる4位以上を目指し、勝利が欲しいところだ。対するレヴァークーゼンは次節以降、ドルトムント、ヴォルフスブルク、ライプツィヒと上位対決が続くため、勝ってリズムを取り戻したいところだ。
ウニオン・ベルリンは14分、左サイドのCKからマーヴィン・フリードリヒが飛び込みながらヘディングで合わせるが、ボールは左のゴールポストをかすめ、惜しくも先制点とはならなかった。序盤から主導権を握るレヴァークーゼンは17分、右サイドを突破したムサ・ディアビがクロスを上げると、パトリック・シックがヘディングシュートを試みる。しかし味方と被り、枠を捉えることはできない。
ウニオン・ベルリンは21分、シェラルド・ベッカーが相手選手と接触して負傷すると、セドリック・トイヒャートとの交代でピッチを退いた。スコアレスで後半へ折り返すと、ウニオンが50分に決定機を迎える。グリシャ・プレメルからのスルーパスを受けたトイヒャートがエリア内に侵入し、左足でシュートを打つ。流し込むだけの状況だったがボールは右のゴールポストを直撃し、先制とはならなかった。
さらにウニオン・ベルリンは61分、カウンターからクリストファー・レンズが持ち上がると、エリア内右の位置でボールを受けたトイヒャートが右足で鋭いシュートを放つ。しかし、ボールはゴール左へ外れた。ウニオンは88分、ついにレヴァークーゼンの牙城を崩す。自陣でボールを奪い、カウンターを仕掛けると、スルーパスを受けたトイヒャートが相手GKと1対1になる。これを決め、1-0とした。
試合はこのまま終了。堅い守備からカウンターで攻撃を組み立てたウニオン・ベルリンが終盤の決勝点でレヴァークーゼンを下し、暫定4位に浮上。レヴァークーゼンはリーグ戦4試合未勝利となった。
次節、ウニオン・ベルリンは20日にアウェイでライプツィヒと、レヴァークーゼンは19日にホームでドルトムントと対戦する。
【得点者】
1-0 88分 セドリック・トイヒャート(ウニオン・ベルリン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト