シュトゥットガルトとボルシアMGが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第16節が16日に行われ、MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトとボルシアMGが対戦した。遠藤は開幕から17試合連続となるフル出場を果たした。
前節のアウグスブルク戦に4-1で勝利した10位シュトゥットガルトとバイエルンを3-2で下した7位ボルシアMGの一戦。上位浮上を狙う両チームの勝ち点差は3ポイントとなっている。試合はシュトゥットガルトのホームで行われた。
ボルシアMGは34分、シュトゥットガルトのボルナ・ソサのファウルによりPKを獲得すると、35分、これをラース・シュティンドルが冷静にゴール左上に決め、先制した。1点ビハインドで後半へ折り返したシュトゥットガルトは55分、CKからヴァルデマール・アントンが右足でシュートを放つが、相手ディフェンダーにブロックされた。
シュトゥットガルトは58分、試合を振り出しに戻す。自陣でボールを奪った遠藤が攻撃のスイッチを入れると、左サイドへ展開する。ソサのクロスにニコラス・ゴンザレスが飛び込みながらヘディングで合わせ、同点とした。しかし、ボルシアMGもすぐにリードを奪う。スルーパスを受けたデニス・ザカリアが独走し、そのままゴール左に流し込んだ。
ボルシアMGは67分、左サイドを抜けたアラサン・プレアが狙ったが、わずかにゴール右に外れた。シュトゥットガルトは68分、ゴンサロ・カストロがエリア手前からミドルシュートを試みるが、ぎりぎりのところでマティアス・ギンターにブロックされた。シュトゥットガルトは83分、右サイドのCKからダニエル・ディダヴィがヘディングで合わせるが、GKにキャッチされた。
シュトゥットガルトは試合終了間際の後半アディショナルタイム6分、サーシャ・カライジッチが相手エリア内で倒されてPKを獲得すると、これをサイラス・ワマギトゥカが決め、土壇場で同点に追いついた。試合はこのまま終了。シュトゥットガルトが終了間際に追いつき、勝ち点1ポイントをもぎ取った。ボルシアMGは勝ち点2ポイントを落とす形となったが、暫定6位に浮上している。
次節、シュトゥットガルトは20日にアウェイでビーレフェルトと、ボルシアMGは19日にホームでブレーメンと対戦する。
【得点者】
0-1 35分 ラース・シュティンドル(PK/ボルシアMG)
1-1 58分 ニコラス・ゴンザレス(シュトゥットガルト)
1-2 61分 デニス・ザカリア(ボルシアMG)
2-2 90+6分 サイラス・ワマンギトゥカ(PK/シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
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