敗戦に苦言を呈す、レヴァークーゼンのボス監督 [写真]=Getty Images
DFBポカール(ドイツ杯)3回戦が2日に行われ、ドイツ4部のロートヴァイス・エッセンとレヴァークーゼンが対戦。延長戦の末にロートヴァイス・エッセンがレヴァークーゼンを2-1で下す大波乱が起こった。試合後、レヴァークーゼンのピーター・ボス監督は試合結果への不満を語っている。2日に、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
レヴァークーゼンが悠々と次のラウンドに駒を進めるかと思われた一戦は、ロートヴァイス・エッセンの奮闘によってスリリングな試合展開となった。前後半を終えて、スコアは0-0。延長戦に突入すると、105分にはジャマイカ代表FWレオン・ベイリーのゴールでレヴァークーゼンが先手を取る。だが、延長後半に突入した108分には、ロートヴァイス・エッセンのドイツ人MFオグザン・ケルキルがゴール前のこぼれ球を押し込んでタイスコアに戻すと、117分にはドイツ人FWシモン・エンゲルマンが角度のないところから見事なシュートを叩き込んで逆転に成功。そのまま、ロートヴァイス・エッセンが2-1でレヴァークーゼンを振り切った。
試合後、レヴァークーゼンのボス監督は以下のようにコメントしている。
「ここ最近、我々はいくつかの間違いを犯しているね。でも、ここで慌ててしまってはいけないと思う」
「勝てなかったことに、怒りと失望を感じているよ。前半はあまり出来が良くなく、後半の方がまだマシだった。ゴールチャンスも多かった。だが、そのチャンスを生かせないのが、現在の我々の問題だ。5、6回以上チャンスがあったんだからね」
「たしかに、ロートヴァイス・エッセンはよくやったさ。でも、今回のような敗戦は絶対にあってはならないことだ。現実として、それは起こってしまったけどね」
By サッカーキング編集部
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