バイエルンで活躍するニクラス・ズーレ [写真]=Getty Images
かつてバイエルンやドイツ代表で活躍し、現在は解説者を務めるローター・マテウス氏が古巣バイエルンの守備陣の補強について持論を展開した。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。
バイエルンは14日、ライプツィヒからフランス代表DFダヨ・ウパメカノを今夏に獲得することを正式に発表。契約期間は5年間で、2026年6月30日までとなっている。移籍金は4250万ユーロ(約54億円)と報じられ、新型コロナウイルスの感染拡大で多くのクラブが財政難に陥るなか、大型の補強となった。また、チェルシーやリヴァプール、マンチェスター・Uも関心を寄せていたなかの獲得となった。
来季からウパメカノが完全移籍でチームに加わるバイエルンだが、契約期間が今季末までとなっている元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングの去就は不透明となっており、2022年6月末まで契約を残すドイツ代表DFニクラス・ズーレも例外ではないという。このようななか、マテウス氏はウパメカノの獲得を受け、バイエルンの守備陣の補強に関して、以下のように持論を展開した。
「ズーレはクラブに資金をもたらす。カール・ハインツ・ルンメニゲ(バイエルンのCEO)は、クラブにはパンデミック以前ほど資金はないと言っていた。それに、バイエルンはズーレに100パーセント満足しているわけではないというのは聞く話だ」
「もしイングランドのクラブから彼に関心があるのなら、私ならズーレを売却し、ボアテングとの契約を延長するだろうね。そうすれば、3000万~4000万ユーロ(約38億円~50億円)を得て、他のポジションを補強することができる」
By サッカーキング編集部
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