レーヴ監督(左)とフリック監督(右)(写真は2014年) [写真]=Getty Images
バイエルンを率いるハンジ・フリック監督が、自身のドイツ代表監督就任の噂に言及した。12日、バイエルンの公式サイトが伝えた。
ドイツサッカー連盟(DFB)は9日、2006年夏からドイツ代表を率いてきたヨアヒム・レーヴ監督が、今夏のEURO2020終了後に退任することを発表。フリック監督はレーヴ監督の就任当初から2014年夏にかけてドイツ代表のアシスタントコーチを務め、2014年のFIFAワールドカップ ブラジル優勝を陰ながら支えた。
そんなレーヴ監督の“元右腕”は現在、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督やライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督らとともに、ドイツ代表の新監督候補の一人に名前が挙げられている。しかし、フリック監督はドイツ代表の新監督に就任する可能性を否定。13日に行われるブンデスリーガ第25節ブレーメン戦の前日会見に臨んだ同監督は、次のようにコメントした。
「DFBにいたときは、とても素敵で成功した時間を過ごすことができた。特に、ヨギ・レーヴという素晴らしい人物がチームを率いていたからね。絶対的な信頼関係のもとでのコラボレーションだった」
「今、同じことがバイエルンでも言える。一緒に仕事をしていた本当に楽しいチームがあって、素晴らしいスタッフもいる。DFBにいた時と同じように楽しんでいるんだ。(バイエルンとの)契約は2023年まで残っており、バイエルンで成功を続けてタイトルを獲得したいと思っている。私の将来について考えをめぐらせる時間はどこにもないよ」
「(レーヴの後任は誰になると思うか?との質問に対して)それは(代表のチームマネージャーである)オリヴァー・ビアホフの仕事だ。彼にはその問題を解決するだけの時間もある」
「私が監督に就任して16カ月が経った。私は最初から、『私にとって重要なのは、今、この場所である』と言ってきた。私たちは最も成功したシーズンを経験しており、アプローチは正しいものだと言えるよ。私たちは可能な限り最大の成功を望んでおり、それが私たちの目指すところだ。それ以外のことはすべて憶測であり、私はそれに関わりたくない」
By サッカーキング編集部
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