ボアテングにドルトムントが関心か [写真]=Getty Images
ドルトムントは、バイエルンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングの獲得に関心を示しているようだ。9日、ドイツメディア『Sportbuzzer』が報じた。
現在32歳のボアテングとバイエルンの現行契約は2021年6月30日までとなっているが、バイエルンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)は先日、同選手が今シーズン限りで退団することを明言。フリートランスファーで獲得可能となる同選手には、トッテナムやバルセロナ、古巣ヘルタ・ベルリンなどからの関心が伝えられている。
そんななか、ドルトムントもボアテングの獲得に関心を示しているようだ。将来有望な若手を多数抱えるドルトムントは、彼らを率いるリーダーとなれる選手を探している模様。また、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に黄色信号が灯る同クラブは、経済的な損失も考慮して、移籍金ゼロで獲得できるボアテングに魅力を感じているようだ。バイエルンで年俸1200万ユーロ(約16億円)を受け取る同選手は給与面で譲歩する必要があるものの、パフォーマンスに応じた高額のボーナスを受け取る可能性があると『Sportbuzzer』は予想している。
ボアテングはヘルタ・ベルリンの下部組織出身。ハンブルガーやマンチェスター・Cでプレーした後、2011年7月にバイエルンに加入した。公式戦通算355試合に出場して10ゴール25アシストを記録し、8度のブンデスリーガ優勝や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト