メッツェルダー氏に有罪判決(写真は2019年) [写真]=Getty Images
元ドイツ代表DFクリストフ・メッツェルダー氏が、メッセージアプリを通じて知人に児童ポルノ画像を共有したとして、有罪判決を受けた。29日、イギリスメディア『BBC』 などが報じた。
メッツェルダー氏は『WhatsApp』を通じて知人女性に児童ポルノ画像を送信した疑いで、2019年9月から地元警察の捜査を受けていた。メッツェルダー氏は3人の女性に対して画像を送信したことを認めており、29日にデュセッルドルフの裁判所から執行猶予付きの禁錮10カ月の判決を受けた。
メッツェルダー氏は法廷にて、「それぞれの画像に、子供たちの言いようのない苦しみがあることを知っているにもかかわらず、これらの写真を送ってしまいました。(被害者に)決して癒えることのない傷を残してしまいました。私は一生そのことを背負って生きていかなければなりません。判決を受け入れます」と被害者に謝罪。子どもの貧困と闘う慈善団体を設立した際に受けた賞をすべて返還するとも語った。
一方で同氏は、自身が子どもや若者に対する性的虐待を行ったことはなく、画像はインターネットで入手したとも供述している。
現在40歳のメッツェルダー氏はドルトムントやレアル・マドリード、シャルケなどでプレーし、2013年にプロキャリアを引退。ドイツ代表としては47キャップを記録し、2002年と2006年のFIFAワールドカップやEURO2008などに出場した。
By サッカーキング編集部
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