バイエルンとボルシアMGが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第32節が8日に行われ、バイエルンとボルシアMGが対戦した。
ライプツィヒが敗れたことにより、試合開始前に9連覇が決定したバイエルンとボルシアMGの一戦。シーズン前半戦での対戦ではボルシアMGが3-2で勝利している。
試合が始まると、ホームのバイエルンが早々に先制に成功する。2分、左サイドからダヴィド・アラバがクロスを上げると、エリア内でフリーとなっていたロベルト・レヴァンドフスキが収め、ゴール左に決めた。
立ち上がりにリードを奪ったバイエルンは23分、追加点を奪う。右サイドを突破したキングスレイ・コマンがクロスを送ると、ジャマール・ムシアラが収めてエリア内中央のトーマス・ミュラーへとつなぐ。これを決め、2点差とした。
さらにバイエルンは34分、3点目を奪う。右サイドのエリア手前でミュラーがボールを受けると、ファーサイドへクロスを送る。これにレヴァンドフスキが合わせ、ネットを揺らした。止まらないバイエルンは44分、自陣エリア内でアルフォンソ・デイヴィスがボールを奪い、カウンターを発動。レヴァンドフスキへつないでエリア内右のコマンに渡ると、これをゴール左に決めた。
後半へ折り返しても勢いに乗るバイエルンは66分、レヴァンドフスキがハットトリックを達成する。フロリアン・ノイハウスのファウルによりPKを獲得すると、これをレヴァンドフスキがゴール右下に沈め、5点のリードを奪った。
しかし、バイエルンは75分にアクシデント。タンギ・ニアンズが自陣エリア手前で相手選手に強烈なタックルを見舞うと、VARが介入した結果、一発レッドカードで退場となる。大量リードしているが、残り時間を10人で戦うこととなる。
バイエルンは86分、レロイ・サネがゴールを奪い、試合はこのまま終了。バイエルンが6発でボルシアMGに大勝し、前回対戦での借りを返して優勝に華を添えた。また、ハットトリックを達成したレヴァンドフスキは今季のリーグ戦での得点数を39に伸ばし、“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏が持つ最多記録40に近づいた。残り2試合で越えることはできるだろうか。
次節、バイエルンは15日にアウェイでフライブルクと、ボルシアMGは同日にホームでシュトゥットガルトと対戦する。
【得点者】
1-0 2分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2-0 23分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
3-0 34分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
4-0 44分 キングスレイ・コマン(バイエルン)
5-0 66分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
6-0 86分 レロイ・サネ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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