左からジェローム・ボアテング、ハビ・マルティネス、ダヴィド・アラバ [写真]=Getty Images
今季限りでの退任が決定しているバイエルンのハンジ・フリック監督が、同じく今夏にチームを去る3選手について言及した。21日、同クラブ公式サイトが伝えている。
9連覇を達成したバイエルンは22日、ブンデスリーガ最終節でアウグスブルクとホームで対戦する。2019年11月からクラブを率いるフリック監督は今夏での退任が決定しており、EURO2020終了後、ヨアヒム・レーヴ監督の後任としてドイツ代表監督に就任することが有力視されている。
フリック監督は、同様に今季限りでの退団が決定している元スペイン代表MFハビ・マルティネス、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、オーストリア代表DFダヴィド・アラバについて、前日の記者会見で「3人のうち、出場できる状態にある選手は全員がプレーするだろう」とコメントした。
ハビ・マルティネスは9年間、ボアテングは10年間、アラバはホッフェンハイムへの半年間のレンタル移籍を挟んだが、ユース時代も含めると12年半同クラブに在籍した。長年に渡って数々のタイトルを獲得してきた3選手は、250人の観客が本拠地『アリアンツ・アレーナ』で見守るなか、問題がなければ同クラブで最後の出場機会を得ることになるようだ。
また、フリック監督は試合に向けて以下のように意気込みを語った。
「アウグスブルグは降格を免れた。もう一度、自分たちのクオリティを証明し、素晴らしいゲームを見せたいと思っている。シュテファン・ロイター(アウグスブルクのスポーツ部門経営責任者)は、バイエルン時代に長い間、私のルームメイトだった。私の最後の試合で、彼が反対側にいることを嬉しく思うよ。お別れにバイエルン・ダービーはいいね」
By サッカーキング編集部
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