U21ドイツ代表キャンプに参加しているアペルカンプ真大 [写真]=Getty Images
デュッセルドルフに所属するMFアペルカンプ真大が、U-21ドイツ代表デビューを飾る可能性があるようだ。29日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
ドイツサッカー連盟(DFB)は24日、5月30日から決勝トーナメントが行われるU-21欧州選手権に臨むU-21ドイツ代表のメンバー23名を発表。この中でブンデスリーガの入れ替え戦やプレミアリーグの昇格プレーオフを戦うため合流が遅れる選手がいるため、トレーニングキャンプでの追加選手としてアペルカンプ、アルメル・ベラ・コチャプ(ボーフム)、ヤニック・カイテル(フライブルク)の3名を招集していた。
そのため、「その場しのぎ」として呼ばれていたアペルカンプは本来、ハンガリーとスロヴェニアで行われるU-21欧州選手権には参加しない予定だった。しかし、アペルカンプの合宿でのパフォーマンスは、U-21ドイツ代表のシュテファン・クンツ監督に感銘を与えた模様。また、チーム内に負傷者がいることもあり、同選手にチャンスが巡ってきたという。
『ビルト』はアペルカンプについて、「合宿での素晴らしいパフォーマンスを見れば、彼が招集される可能性は低くない」と伝えている。また、同選手は同紙の取材に対し、「信じられないくらいいい気分です。今は誇りに思っています。チームのみんなも僕を歓迎してくれている」と語ったようだ。
U-21ドイツ代表は、5月31日に準々決勝でU-21デンマーク代表と対戦する。
ドイツ人の父親と日本人の母親を持つ20歳のアペルカンプ真大は、2018年にU-18日本代表での出場経験もある。同選手は2015年にデュッセルドルフのU-16チームに加入し、2020年9月にトップチームでデビューを飾った。今シーズンはリーグ戦21試合出場6得点1アシストをマークした。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト