ニューベル(左)とウルライヒ(右)[写真]=Getty Images
バイエルンは27日、ドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルのモナコへのレンタル移籍と、ドイツ人GKスヴェン・ウルライヒの復帰を発表した。
クラブ公式サイトによると、ニューベルは2シーズンのレンタル移籍でモナコに加入。来年夏にバイエルンへ呼び戻すことができるオプションがついているという。ウルライヒは昨年夏にバイエルンからハンブルガーSV(HSV)に完全移籍していたが、1年での復帰が決定。フリーでの移籍となった。
現在24歳のニューベルはパーダーボルンの下部組織出身で2015年夏にシャルケに移籍。2019-20シーズンには若くしてキャプテンも務めて守護神として活躍していたが、同シーズン末で切れる契約を延長せず、2020年夏にフリーでバイエルンに移籍して5年契約を締結した。経歴や能力から“ノイアー二世”と期待されたが、バイエルンではそのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの大きな壁を破れず、2020-21シーズンは公式戦4試合の出場にとどまっていた。
現在32歳のウルライヒは、2015年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに移籍。2017-18シーズンには長期離脱を強いられたノイアーの代役を務めてリーグ優勝にも貢献した。ノイアー復帰後は出場機会に恵まれず、ニューベルの加入も受けて2020年夏にHSVへ移籍した。2020-21シーズンはブンデスリーガ2部で32試合に出場して守護神として活躍したが、チームはまたも1部昇格を逃した。今夏に2023年まで結んだHSVとの契約を解消し、ノイアーのバックアップとして古巣復帰を選んだ。
By サッカーキング編集部
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