フランクフルトでプレーする長谷部 [写真]=Getty Images
フランクフルトに所属するMF長谷部誠が、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じた。11日、同紙が伝えている。
今年3月にフランクフルトとの契約延長を発表し、2021-22シーズンも同クラブでプレーする長谷部。来年1月には38歳を迎えるシーズンの開幕を控える現在は、「非常に集中的に、積極的にトレーニングを行っている。これは全く新しいことではないが、昨年とは少し違う」と新シーズンに向けて準備していることを明かした。
昨シーズンは最終ラインの真ん中でも、中盤でも出場した長谷部は「両方できる」とどちらのポジションもできることを主張した一方で、「昨シーズン、再び6番(中盤)で突然プレーした時は驚きだった」と振り返った。
「でも、それはうまくいいった。フライブルクとの試合では約12キロ走った。この年齢でもまだまだ走れる。限界には達していないし、限界はないね」と笑顔を見せながら語った。
新シーズンの主将はまだ決まってはいないフランクフルトだが、その候補者の一人である長谷部は「もちろんキャプテンを務めることは誇りに思う」と言及しつつ、「腕章は僕にとっては重要ではない」と試合中にキャプテンマークをつけること以上にやるべきことは多くあることを強調した。
「来年1月には38歳になることもあり、3つの大会すべての試合に出場できるわけがないことを知っている。だから、試合中に腕章を巻いていない時の、ロッカールームでの仕事も重要になる」
また、ブンデスリーガからはウニオン・ベルリンに所属する33歳FWマックス・クルーゼがU-24ドイツ代表のオーバーエイジ(OA)として東京オリンピックに参加することが発表されている。同大会への出場に立候補しなかったのかと聞かれた長谷部は「残念ながら、それに出場するためには歳をとりすぎている」と返答。「それに僕にとっては魅力的ではなかったと思う。なぜなら、現在の日本は非常に暑く、40度近くあり、湿度も高い。それは難しいものだ」と参加する選択肢がなかった理由を説明した。
By サッカーキング編集部
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