フェリックス・クロースが現役引退 [写真]=Getty Images
ドイツ人MFフェリックス・クロースが現役引退を発表した。20日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
レアル・マドリードの元ドイツ代表MFトニ・クロースを兄に持つF・クロースは、兄弟のポッドキャスト『Einfach mal Luppen』内で現役引退を宣言。「僕は最大限の確信を持ってこの決断を下した。この気持ちは、ここ数週間、数カ月の間に生まれたものだ。理由は一つではない。絶え間ないプレッシャーとの戦いは、とにかくストレスに満ちていた」と、13年間のプロキャリアに終止符を打つことを宣言した。
兄T・クロースは弟に対し、「僕は君のキャリアに非常に感銘を受けている。君のキャリアは常に、人々によって僕と比較されてきた。そして、そのように比較されるのはそれほど簡単なことではない。弟に大きな敬意を払っている。そして、“影の存在”であることが僕への嫉妬につながったことは一度もなかった」と祝福の言葉を贈っている。
現在30歳のF・クロースは兄と同じくハンザ・ロストックの下部組織出身で、2009年1月に同クラブでトップチームデビューを飾った。同選手はドイツ代表の各アンダーカテゴリーでプレーした経験があるものの、A代表でプレーすることは叶わなかった。
F・クロースは2010年夏にブレーメンへと完全移籍し、同クラブでは公式戦通算70試合に出場。2016年夏から加入したウニオン・ベルリンでは、公式戦通算116試合に出場した。また、2020-21シーズンはブラウンシュヴァイクでプレーし、公式戦33試合に出場していた。
By サッカーキング編集部
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